仕事で高い成果をあげるには、仕事の種類によって脳の部位を意識して使い分けたほうがよいようだ。
「仕事ができる人の脳 できない人の脳」
著者は仕事に必要な脳として機能を二つに分けている。
直線脳と迂回脳である。
仕事のスピードを求めるときは直線脳を使い、新しいアイデアを出すなら迂回脳をつかう。
今回は仕事のスピードを高めるための直線脳の使い方をメモした。
直線脳を使う場合の2つの方法
1.直線脳は思考を分散させない集中力が必要になる。
気になっていることや、課題をこなすために必要なことを分解して、紙に書き出して目の前に貼っておく。終わったらその紙をはがすことで、思考の占有率を下げるようにする。
また、締め切りを設定すれば具体的に言語としてアウトプットを生み出す実行力のある左脳へ情報が移しやすくなり、優柔不断を防ぐことができる。
2.イメージを使う
出来上がりをイメージして突き進むことが直線脳を効率よく使う方法。人の真似をすることも直線脳をつかうことになる。
新しいことではなく、ある程度慣れた作業をやる場合は、やる作業を最小限に絞り、最速でやることを繰り返して、脳のネットワークを強化させるイメージでやればいいと思う。
感想
分かりにくい脳化学系の本では、思考系の前頭葉が感情系のナントカカントカ・・と、なんのこっちゃ分からなくなる場合が私にはあります。
しかし本書では、それぞれの脳の機能を番地としてよりわけていて、門外漢の私でもどういう行動をすればいいか理解することができた。
「あなたがやるその行動に必要な脳の番地はココとココです。ですからこういう行動をとりましょう」と具体的に説明されているからだ。
だから、すぐにこの本の内容である直線脳を意識して使って、このブログの記事を書くことができた。
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