本に載っている知識を実践したらよい効果があった1冊がコチラ。
わたしが実践したのはイメージ療法。
アレルギー性の炎症が劇的に回復
本書を読んで数日後に、運よく?持病のアレルギー性鼻炎が悪化。
クシャミ連発、涙、鼻の粘膜の腫れという症状を、イメージ療法で抑えることができるか試してみた。
すると、鼻の粘膜の腫れが急速と言っていいほど引いて、鼻の通りがよくなった。
心的イメージは、血圧、心拍数、性行動、自己免疫系に及ぶそうだ。
アレルギー疾患は免疫系の疾患だから効果を感じやすいのかもしれない。
イメージとしては、点鼻薬の効きを3倍速にしたかのよう。
これでアレルギー性鼻炎は治ったようなもの、と考えてたのは束の間で、次に鼻炎が悪化したときにイメージ療法を試したみたものの、ほぼ効果を感じることができなかったんだけど。
どうイメージして病気を緩和するのか?
本書は、施術者と患者とのやり取りが会話形式で紹介されているので、学術書と違ってわかりやすい。
施術者が考えたイメージを押し付けるんじゃなく、施術者と患者が二人で患者にとって最適なイメージを見つけ出していく。
ある患者の場合は2段階でイメージしていく。
初めに患者にとって居心地の良い場所(環境)にいることをイメージしてリラックス、それから頭痛などの痛みがある部位を適切に対処するイメージをしていく。
ホルモン性の頭痛の患者は、大きな磁石で頭痛を吸いつけて頭から取り去るイメージ。
ストレス性大腸炎の患者は連日38度以上の熱があったので、冷却用のブランケットを身体に巻き付けて冷ますイメージ。
がん患者は、身体のなかに入っていって、がん細胞を攻撃するところをイメージ。
私の場合も、まずは実際に行ったことがあるリラックスできた森に寝転がっている所をイメージ、それから森の精気を吸い込むと体が浄化して、炎症が冷めていくイメージなどをイメージしたりしている。
イメージさえすれば絶対に効くわけじゃなく、私の場合は5回に1回ほど劇的に効いたり、わずかに緩和したりすることがある程度である。
自分なりのコツとしては、治そう治そうと気合が入ると全く効かず、本当にリラックスして受動的にイメージを身体が受け入れたときに効くような感じ。
イメージ療法はやるべきか?
私は確実にやるべきだとおもう。
実際に良い効果を感じたし、副作用もないし、無料である。
もちろん魔法とは違うので病気が瞬時に治ったりするわけではないが、今やってる治療の補助的役割としてはかなり有用だといえる。
本書は他にも、EMDR・催眠・TFTなどが紹介されているが、施術者が必須な療法で、かつ難解なのでイメージ法だけ実践した。
とはいえ、このイメージ法の内容だけでも本書を読んだ甲斐があった。
高い治療費も、怪しいセミナーの勧誘があるわけじゃなく、ちゃんとした科学的な本なので一読をお勧めする。
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