わたしは、子供の頃からアレルギー性鼻炎とアトピーなので、アレグラを処方してもらっていました。
しかし、アレルギーの悪化に伴い、アレグラにかわりタリオンを飲むことになりました。
3ヶ月ほど飲んで感じた効果を紹介します。
私のアレルギー症状
わたしは、アレルギー性鼻炎とアトピーの二つのアレルギー疾患を患っています。
二十歳頃まで喘息もありました(今は発作が出ない状態)。
俗にいう、「アレルギーマーチ」というやつで、アレルギー疾患を次から次へ発症する状態です。
血液検査によると、ヒョウヒダニに高いアレルギーがあり、ハウスダストに極度に弱いです。
鼻炎は、クシャミ連発しすぎて集中力もなくなるし、鼻の粘膜の腫れで呼吸も苦しくなったりします。
アトピーは、ステロイドで状態の悪化を防いでいる状態です。
リンデロンVやキンダベートなどのステロイド剤を塗り続けないと、皮膚が赤くなったり、長期間塗りすぎて、皮膚が薄くなり皮膚の色が青白くなってしまっています。
まあ、社会生活が脅かされるくらいの症状ですね。
タリオンを飲んで感じた効果
病院でタリオン10mg処方してもらって(タリオンはアレグラと違って市販されていません)、朝食後と就寝前に1錠ずつ服用。
アレグラを飲んでる時は、薬を飲んでいても埃を吸い込むと「クシャミ連発・水のような鼻水タラリ」だったけど、タリオンを飲みだすと埃を吸い込んでもクシャミがでなくなった。
皮膚のかゆみも、寝てる間に皮膚を掻くことが少なくなり、それに伴って皮膚に塗るステロイド外用剤の量を減らすことができた。
鼻炎に限っていえば、ほぼ完璧といえるほど症状を抑えることができていて、第一世代の抗ヒスタミン薬とくらべると格段に快適な生活をとりもどせている。
タリオンの副作用
アレグラよりも劇的に効くため、効果が強いことから懸念したのが副作用。
タリオン自体が眠気などの副作用が生じることあることをうたっている通り、服用すると少しだけ眠気を感じるときがある。
とはいっても、それが単なる睡眠不足なのか、薬の副作用なのかわからない程度です。
第一世代の抗ヒスタミン薬にありがちな、強烈な眠気ではなく、自動車の運転に支障をきたすようなことは、3ヶ月以上飲みつづけても感じたことはありません。
また、抗ヒスタミン薬のように、常用することによってできる耐性からの「効きの低下」もないです。
とはいえ、わたしにとっての眠気は、副産物的なうれしい効果でもあります。
わたしは、なかなかの不眠症でもあり、睡眠薬や睡眠サプリを飲むことがあるのです。
早朝覚醒で一度おきると中々眠れなくなるのですが、タリオンを飲むと早朝に起きてしまっても、どうにかまた眠りにつくことができるようになります。
これはタリオンが一回で12時間ほどの効果をもつことからくる作用なのかもしれない。
タリオンとジェネリック
タリオンには、ジェネリックがあり、値段が安くて同じ成分ならということで試してみたことがあります。
飲んだのは、べポスタチン。
しかし、わたしにはなぜか効果が弱く感じて、結局タリオンにもどしてしまいました。
プラシーボ効果というやつだろうとは思うけど。
人それぞれとは思うけど、値段の安さからいきなりタリオンのジェネリックを飲み始めるのはオススメしないです。
タリオンのアレルギーを抑える効能は抜群です。
4ヶ月目に入っている現在は、夜寝る前に1錠のタリオンを飲むだけになりました。
1錠飲むだけで長い時間効果があるので、朝起き抜けの「モーニングアタック」も防ぎやすくなっています。
くしゃみ連発やかゆみをほぼ完璧に抑えることができるので、アレグラでも効かない人には一考の価値ありです。
関連記事
コメント