中小機構のネットショップセミナーを受講した。
知っている知識50%、知らない知識50%ほどの内容だった。
知っている知識は新たに肉付けされ、知らなかった有益な情報も知ることができた。
が、
正直、ネットショップはむずかしいと改めて感じた。
セミナーを受ける前から、ネットショップ業界の半分以上が赤字なのは知っていた。
今回のセミナーの情報ではネットショップ業界80%以上が赤字とのこと。
ネットショップ開業初心者には厳しい状況でも、どうにか売っていくための施策を学んだ。
1.細分化されたカテゴリでナンバーワンを取る。
2.通販も立地が大事。
3.自社ネットショップにサテライトサイトで集客する。
どれも当たり前の情報だけど、この3つを徹底できているショップは少ないと思う。自分がネットショップを始める時の自戒としても記しておきたい。
1.商品力が一番
魅力のない商品を広告やDMで強引に売っても、大事なリピーターが獲得できない。
広告はどうしても打つ必要は出てくるが、その広告費などにかかる経費を商品開発費にまわす。
または、魅力的な商品を見つけることに力を尽くす。
資金がない場合は、競争が激しくないジャンルに参入する。
そしてカテゴリを細分化する。
♦総合アパレル
アパレル→キッズ→フォーマル
♦スポーツ用品
スポーツ→自転車→スポーツ系の自転車
細分化されたニッチなカテゴリでも「ナンバーワン」を突き詰めて、商品開発や商品探しをする。
2.ネットショップも「立地」が大事
自社ネットショップ1店舗だけでなく、モールにも出店する多店舗経営をする。
Yahoo!ショッピングが出店料無料などで敷居が低くなった。
出店件数でも楽天を上回っているが、売り上げでは楽天モールがダントツに強い。
全体を100とした場合の売り上げサンプル
自社ネットショップ30
楽天40
Yahoo10
アマゾン10
ポンパレ5
いまのところは自社ネットショップと楽天モールに力を入れたほうが良い。
3.自社ネットショップをサテライトサイトでサポートする。
自社ネットショップをカバーするために、自社ネットショップを補う固有の価値を持つ情報をサテライトサイトで提供する。
商品を売るネットショップよりも価値のある情報を提供するサテライトサイトは、ナチュラルリンクを得られやすい。結果的にパワーがあるサテライトサイトからリンクをもらう自社ネットショップもSEO効果が高まる。広告費が少ないならコンテンツマーケティングをするのが得策だ。
まとめ
ネットショップを趣味や副業ではなく、事業として本格的にやるのなら、、、
『細分化されたカテゴリでナンバーワンになれる商品を開発し、検索シェアトップに出来ること』がネット通販市場に進出する時の条件になりそうだ。
そして、ネットショップをやる場合に必要になるであろう『企画、マーケティング、販売』の分野を勉強していきたいと思った。
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