古い3DKの家に引っ越してから3年目である今年も、ブラックキャップを家中に配備した。
なぜなら、ブラックキャップを置いた2年目も、ゴキブリにほぼ出会うことがなかったほどの効き目だったから。
ブラックキャップを使いだしたのは3年前で、現在の家に引っ越す前に使っていたゴキンジャムでは対処できなかったからである。
ゴキンジャムを家中に配置して安心しきった、3年前の暑い夜。
冷房が効いた部屋で眠っていると、頭の上のほうでガサガサと音がしているではないか。
冷房の風でナイロンが揺れているかと思ったけど、あまりにも音が激しいので、電気を点けると奴がいた。
前の家にいた黒ではなくキャラメルのような茶色で、大人の親指大ほどの奴が逃げもせずコチラを見ている。
お菓子の袋を漁っていたようだ。
仕方なくゴキジェットでスプレーすると、高速で逃げ回りつつ、飛翔。
追い打ちのゴキジェットで力尽き落下、仰向けのままブレイクダンスのように回転し、ほぼ動かなくなった。
地獄絵図である。
死に体の奴を紙ですくい取り、吐き気をこらえつつ台所のゴミ箱に捨てようとすると、生ゴミに3匹ほどの伏兵を発見してしまった。
死闘の末、2匹退治するも1匹逃してしまい、また部屋にやってくるんじゃないかと怯えながらも必死に眠ろうとした。
夢うつつに、1匹目の奴の顔にキバのようなものが生えているのを思い出してしまい、悪夢のようなものを見た記憶がある。
完全にトラウマだ。
そんなこんなで翌日、ドラッグストアで厳選して試しに買ったのがブラックキャップ。
買った理由は3つ。
- 置いたその日から効く
- 耐性がついても効く
- 新種にも効く
狙いは、前に住んでいた家にはいなかった茶色い奴のせん滅である。
予想以上の効果で、置いたその日からゴキブリをほぼ見なくなった。
遭遇したのは年間1・2回で、ほぼ死にかけの状態である。
スプレーをかけて暴れ回られるより遥かに良い。
2年目も遭遇するのは1・2回だったし、耐性がついた奴も撃退したことになる。
だから今年もブラックキャップを2箱配備した。
ゴキブリホイホイやスプレーと違って、奴らを見ないで済むのがウレシイ。
ブラックキャップは、置いたその日から奴らとオサラバできるマストアイテムである。
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