腕のつらいリハビリを、入院仲間との花札で克服したという芥川賞作家の故「遠藤周作」さんのエッセイ。
がんばりたいけどがんばれない人へ、できるだけ苦労しない生き方が自身の経験を交えて紹介されている。
例えば、フランス語をエ○小説を読んでおぼえたり、医者からすすめられた健康のための散歩を社交ダンスにして、健康になったうえに若い女性ともお近づきになれたという痛快なエピソードにニヤリ。
めんどくさがりで、がんばれない、できるだけ苦労したくない、私のような人間には福音のような金言ばかりだった。
いろいろ勉強したフロー理論や心理学を学ぶよりも大切な視点を手に入れることができた。
このご時世、苦労は買ってでもするもんじゃない。
効率よく楽していきましょう。
コメント