ドコモからiijに乗り換えて1年が経ちました。メリットとデメリットの紹介

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格安スマホにして1年

わたしが「iij sim申し込みをしてから1年が経ちました。

三大キャリアのドコモから「MVNOiij」に乗り換えて、1年使いつづけた感想は「MVNO(iij)に乗り換えてよかったーーー!」と叫びたいほど気にいってます。

では「なぜMVNOを選択してよかったのか」を、メリットとデメリットを交えながら説明していこうとおもいます。

 

MVNOとはキャリアの回線を使って、格安スマホ・simを提供している事業者のことです。

以下の文章からMVNOをわかりやすい「格安スマホ」と書いていきます。

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iijを1年使いつづけたメリット

スマホの月額料金が大幅に節約できた

ドコモ時代は、月のスマホ料金は約8,000円でした。

現在わたしが加入しているiijの「ミニマムスタートプラン」の料金は1,600円です。

単純計算で月々6,400円の節約です。

年間では76,800円です!

 

ドコモ時代では見たくなかった月々の請求書を、iijを利用している今なら率先して確認しちゃってます。

「うおー、今月1800円か~安っ!」「2200円か~今月は使いすぎたな。」という感じです。

ドコモ時代なら月額料金が1万越えの請求がきて、気絶しかけることが度々あったのでウレシイ悲鳴です。

また、iijでは電話料金が30秒で10円になる専用アプリ「みおダイヤル」もありますし。

 

この節約分でかな~りフトコロが暖まりました!

とはいっても私の場合、この節約分を貯金できたかというと、かなり散財してしまってますが・・。

スマホ料金 値段

iijを1年使いつづけるデメリット

びっくりするくらい回線が遅い!

ネット回線の速度を速めることができるiijのクーポンアプリ「みおぽん」を使わない場合は、回線の速度が「最大200kbps」に抑えられています。

1Mbpsさえ出ていません。

「最大200kbps」となっていますが、200は出ないです。常時200以下だといえます。

YouTubeなどの動画は、ほとんど再生されないほどの速度です。

 

しかも昼の12時などの混雑する時間帯は、低速のままだと「つながらない」ことのほうが多いです。

ですから、わたしの外出時は「公衆wifi」や「みおぽんアプリ」を利用することで低速回線をしのいでいます。

家ではPC用のネット回線でwifiを利用してスマホを使用しています。

こうしないと3GBの容量なんてすぐ消費してしまいます。

(あとから1GBチャージしたり月々7GBで契約するのは、それだけ月額料金が増加するので、格安スマホにしたうま味がなくなるのがもったいない)

 

このことから、格安スマホにしないほうがいい条件の人が分かるとおもいます。

↓回線がおそいのでオススメできない条件の人リスト

  • スマホで動画などを観まくる人
  • 外回りの仕事をしている人
  • 家にネットの固定回線をつないでいない人

特に自宅に固定のネット回線がない人は、絶対に格安スマホにしないほうがいいです。

 

格安スマホで外出時によくネット回線をつかう人でも、「WIMAX」を使えば回線の遅さをカバーして、パケット消費を抑えることができます。

しかし、wimaxも安くて2,980円はするので、スマホ代とあわせると5,000円以上はかかるのでオススメできないでしょう。

5,000円払うのならキャリアのままでいいかもですし。

 

格安スマホではiijのみ回線速度が遅くなるわけではありません。高速回線のクーポンを使わないと、どの格安スマホも回線速度は遅いです。では、わたしはどこを基準にしてiijを選んだのか?は後述しています。

iij 速度

キャリアメールがつかえない

もちろんですが、格安スマホにするとキャリア時代につかっていた「キャリアメール(ドコモメールなど)」はつかえません。

だから代わりとなるフリーのGmailなどを使えばいいや、と考えてたけどGmailなどはメールが届くのが遅くてキャリアメールの代わりにはなりません。

3日前のメールが届く場合がありますからね。

 

iijにはキャリアメールの代わりとなるメールサービスがあったり、ドコモではキャリアメールだけ使えるサービスがあります。

しかし、わたしの場合は「フェイスブックのメッセンジャー」や「SMS」をキャリアメールの代わりとしています(iijではsmsが使えます)。

キャリアメールがつかえなくなって、キャリアメールだけで連絡しあっていた人からかなり苦情が来ましたね。

ですから、キャリアメールを使い倒している人は、安易に格安スマホにするのは考えものだとおもいます。

iij メールサービス

契約期間の縛りがある

3大キャリアで契約しているとかならず結ばなくてはならない契約に「2年縛り」がありました。

2年以内に解約すると違約金を支払わなくてはならない契約です。

最近ではこの契約は、以前よりだいぶユルイ契約になっています。

 

そして、格安スマホでも「2年縛り」に似た契約が存在します。

わたしが使用しているiijの契約を紹介しましょう。

例えば、2017年の5月から契約し、同じ2017年の5月に解約しようとしたら「12,000円の違約金が発生します。

そして、1ヶ月ごとに違約金が1,000円ずつ減っていき、11ヶ月目で解約すると違約金が1,000円になり、12ヶ月目で0円になるという料金体系です。

 

他の格安スマホ「mineo」では、他社に乗り換えない解約では違約金は発生しません。

しかし、電話番号をそのままで他社に乗り換える「MNP転出」をする場合は、MNP転出手数料「12,400円かかります(1年以内での転出時)

キャリアでは契約期間が「1ヶ月」でも「1年6ヶ月」で解約しても、9,500円の違約金が発生しますが、楽天モバイルも1年契約でこのタイプの違約金「9,500円が発生します。(データのみのプランでは違約金なし)

 

違約金の発生の仕方から考えると、iijの契約が良いように感じますが、、

格安スマホにもキャリアと同じように、年数がちがえど違約金が発生する契約があるのは残念ですね。

しかし、格安スマホにすれば少なくとも「恐怖の2年縛り」からは開放されるともいえます。

格安スマホ 2年縛り

格安スマホ 1年縛り

まとめ

以上が格安スマホを1年使いつづけることで得る「メリットデメリット」です。

そうです、格安スマホのメリットは1つだけ「安い」ということだけです。

しかし複数のデメリットも、この「安い」というメリットには敵わないでしょう。

「3大キャリア」の3分の1以下の料金でスマホを利用できるのです。

家にネット回線があってwifiがつかえる方や、とにかく安くスマホを使いたいという方は、格安スマホに乗り換えるべきであると断言できます。

iij 料金

最後に

次々と新しい格安スマホ事業者が参入していますが、どのスマホ事業者も最初は回線の速度が速いけど、ある一定の時期を過ぎると遅くなります。

今から1年ほど前に速いといわれていた事業者も、現在の格安スマホの「回線速度ランキング」ではかなりランクを下げている格安スマホ事業者もあります。

 

その点、格安スマホ界では老舗IIJmioは、回線の速度がおそくなるとサービスを拡充して速度をあげています。

上記のことは、iijを使用する前から予備知識としてありましたが、1年使い続ける中で実感できています。

 

また、iijであればドコモやauのスマホ端末を、SIMロック解除しなくても使えるので、よけいな手間と料金を払わずに、ドコモの端末を使い続けることができる点も魅力でしょう。

ドコモやauの端末からsimカードを抜いて、iijmioのsimカードを装着するだけです。

auのiPhoneなどは、SIMロック解除が必要な機種があるようなのでチェックしてみてください。

追記: 格安スマホのJアラート通知について

2017/05/14

MVNOが独自に販売している格安スマホ端末では、「Jアラート」には対応していないようです。

その場合は「Yahoo防災速報アプリ(無料)」をインストールすればJアラートが受信できます。

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