以前、抗ヒスタミン薬の「レスタミンコーワ」を飲んでいたら副作用が出たことを記事にしました。
この副作用以降は、「本当に眠れない時」などに限って、レスタミンを本来3錠のところ、2錠だけ飲むようにしていました。
他にもグリシン系のサプリをとったり、睡眠系の本を片っ端から読んで書いてあることを実践したりしてました。
が、不眠の症状は悪くなることもないけど、良くなることもないような状態でした。
まあ、睡眠専門のクリニックに行きたいのですが、何せ住んでいる場所が田舎なもので、近くどころか遠いところにもないのです。
とはいえ、「睡眠を充分にとれてない」と感じることはかなりストレスではありました。
ある日、風邪を引いたときに行った病院で不眠の症状もあるというと、睡眠薬を処方してもらうことになりました。
睡眠薬デビューはゾルピデムから
最初にもらった睡眠薬は、ゾルピデムの5mgです。
ゾルピデムは、かなり寝つきがよくなる効果がありました。
わたしは、仕事で嫌なことがあったり、寝る直前のスマホいじりなどで神経が興奮するのか、寝つけなくなることがよくあります。
なかなか寝つけないときでも、この薬は即効性があるのか、どんなに眠くなくても20分ほどで徐々に眠たくなってきます。
眠りに入って3時間以上は、ほぼ何があっても起きないくらいに眠ることができます。
また、レスタミンコーワと違って、朝起きたときの気だるさを感じることがなく、スッキリと目覚めることができるのもありがたい効果でした。
ゾルピデムでは副作用らしい副作用を感じることはありませんでした。
「ああ!やっぱり睡眠薬は睡眠改善薬とは違うな」と感心し、「睡眠薬って凄い!となってしまいました。←これがいけなかったのですが・・
睡眠薬「ベルソムラ」を飲んでみた
寝つきがよくなるゾルビデムの効果はかなりありがたいんだけど、夜中に何度も起きる肝心の中途覚醒は頻発していました。
ということで、病院で中途覚醒のほうに効く薬をいただけないかとお願いして、ベルソムラ20mgを処方してもらうことになりました。
3日ほど飲み続けていると、明らかに夜中に起きる回数が減りました。
しかし、4日目にベルソムラのとんでもない副作用が出てしまったのです。
夜中に1度起きたら、ベルソムラの効果で猛烈な眠気がありました。
それからすぐに眠ったと思ったら、体がビクッと動いて飛び起きるかのように起きてしまうのです。
しかし、脳が強制的にシャットダウンするかのようにまた眠くなり、眠ったとたん1,2秒後に起きてしまうのです。
まぶたを開けていても気絶するように寝てしまい、全身に冷や汗をかき、恐怖で頭がおかしくなりそうでした。
異常ともいえるこの副作用が10回以上は続いたと思います。
胎児のように丸くなり、必死にこの状態がなくなるのを耐えていると、いつのまにか朝になっていました。
頭がボーッとしてましたけど、もう副作用的な症状はありませんでした。
しかし、今後いっさい睡眠薬を飲まないことを誓いましたよ。
こんな怖い副作用が出るかもしれないのなら、よく眠れないままのほうがマシだと痛感しました。
レスタミンコーワの副作用より、睡眠薬の副作用のほうが何倍もヤバイと断言できます。
この副作用後は、あいかわらず睡眠サプリを飲んだりしているのですが、睡眠薬やレスタミンなどの睡眠改善薬は飲んでいません。
不眠症はつらいものです。
しかし、よく寝られなくてもある程度の妥協は必要だなと感じています。
わたしの今後の自分なりの教訓が2つあります。
- 睡眠専門外来のある病院での処方
- 睡眠薬の1回の量を最低量でもらう
これから先、もしも不眠の状態が悪くなってしまい、睡眠薬が必要だなと感じたのなら、↑の2つの教訓を徹底して守るべきだと感じています。
あとは、「小さい頃のように遊びつかれてグッスリ眠り、朝まで一度も起きずにスッキリ目覚める」ような完璧な睡眠を求めずに、ある程度は睡眠に妥協していこうと思います。
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