売価・原価・利益率の計算|内掛け・外掛け・原価率
売価・原価・利益率・原価率を無料で計算できるツールです。原価と利益率から売価を計算(内掛け・外掛け対応)、売価と利益率から原価を計算、売価と原価から利益率・原価率を計算する3つの機能をまとめて使えます。飲食店・小売業・物販など日々の業務にお役立てください。
売価計算(外掛け・内掛け)
原価と利益率を入力すると、売価が計算されます。外掛け・内掛けの両方に対応しています。
- 売価(外掛け)の計算式:原価 ÷ (1 - 利益率 ÷ 100)
- 売価(内掛け)の計算式:原価 × 利益率 ÷ 100 + 原価
原価計算
売価と利益率を入力すると、原価が計算されます。「この売価で利益率30%を確保するには原価をいくらにすべきか」を確認したいときに使えます。
- 原価の計算式:売価 × (1 - 利益率 ÷ 100)
利益率・原価率計算
売価と原価を入力すると、利益率と原価率が計算されます。原価が複数ある場合は原価2〜原価5に追加入力できます。仕入れ値・送料・人件費など複数の原価をまとめて計算したい場合に便利です。
- 利益率の計算式:利益 ÷ 売価 × 100
- 原価率の計算式:原価 ÷ 売価 × 100
売価・原価・利益率の基本
商品を売るときに必ず出てくるのが「売価」「原価」「利益率」の3つです。
それぞれの意味と関係を理解しておくと、値付けがぐっとスムーズになります。
- 売価:お客さんに売る価格
- 原価:仕入れ値や材料費など、商品を用意するためにかかった費用
- 利益:売価 − 原価
- 利益率:利益 ÷ 売価 × 100(売価に占める利益の割合)
- 原価率:原価 ÷ 売価 × 100(売価に占める原価の割合)
利益率と原価率を足すと必ず100%になります。例えば利益率30%なら原価率は70%です。
外掛けと内掛けの違い
売価を計算するとき、「外掛け」と「内掛け」という2種類の方法があります。
どちらを使うかによって売価が変わるので注意が必要です。
- 外掛け(そとがけ):原価に利益を「上乗せ」して売価を決める方法。
計算式:原価 ÷ (1 − 利益率 ÷ 100)
例:原価1,000円で利益率30%の場合 → 売価 約1,429円 - 内掛け(うちがけ):売価の中に利益が「含まれている」ように計算する方法。
計算式:原価 × (1 + 利益率 ÷ 100)
例:原価1,000円で利益率30%の場合 → 売価 1,300円
同じ「利益率30%」でも外掛けの方が売価が高くなります。
小売業では外掛けが主流ですが、業界によって異なります。
業界別の目標利益率の目安
どのくらいの利益率を目標にすればいいのか、業界別の目安を紹介します。
- 飲食業:60〜70%(食材原価率30〜40%が目安)
- 小売業(アパレル):50〜60%
- 小売業(食品スーパー):20〜30%
- EC・ネットショップ:30〜50%(送料・手数料を含む)
- 製造業:20〜40%
これはあくまで目安です。家賃・人件費・広告費なども加味した上で、最終的な利益(営業利益)を確保できる価格設定を心がけましょう。
損益分岐点を意識した値付け
売れても赤字にならないための最低限の売価を「損益分岐点」といいます。
原価だけでなく、固定費(家賃・人件費など)も含めて計算することが重要です。
- 損益分岐点 = 固定費 ÷ (1 − 原価率)
- この金額以上の売上がないと赤字になります
フリマやネットショップで物を売る場合も、送料・手数料・梱包費を原価に含めて計算することをおすすめします。