値入率の計算
- 売価と原価で値入率を求める計算↓
- 原価と値入率で売価を計算↓
- 「入力値と計算結果の履歴を見る」をクリックすると履歴が確認できます。
値入率(ねいれりつ)とは?
値入れとは、商品を販売する際に、仕入れ原価に上乗せする利益の額を指します。 値入率は「売上高に対する仕入れ価格の割合」を表します。つまり、値入率は売上高に対する商品の仕入れコストの割合を示す指標です。
値入率と粗利率の違い
値入率は、商品を高く販売できるかどうかを知る指標。粗利率は、販売した商品でどれくらい利益を上げているかを知る指標。 どちらも、商品の収益性を分析するのに役立つ。
値入率の計算式
- 値入率を求める計算: (売価−原価)÷売価×100
- 原価と値入率で売価を計算: 原価÷(1−値入率)
値入率の業界別の相場
- スーパーマーケット:15~25%
- コンビニエンスストア:25~35%
- ドラッグストア:20~30%
- アパレル:40~50%
- 家具・家電:30~40%
- レストラン:30~50%
- 居酒屋:40~50%
- カフェ:50~60%
- ファーストフード:20~30%
- コンビニエンスストアのお弁当・惣菜:40~50%
- 美容院:40~50%
- エステサロン:50~60%
- 塾・予備校:50~60%
- 旅行会社:10~20%
- ホテル:30~40%
上記はあくまで目安であり、個々の状況によって大きく異なることに注意が必要です。
値入率は高い方がいいのか?
値入率が高い方がいいのか、低い方がいいのかは、一概には言えません。状況によって適切な値入率は異なってきます。
値入率が高い場合
メリット
- 1商品あたりの利益が多くなる
- 高価格帯の商品を扱うことができる
- ブランドイメージを高めやすい
デメリット
- 販売価格が高くなるため、売れにくくなる可能性がある
- 値引きが必要になった場合、利益が大きく減る
- 在庫リスクが高くなる
- 値入率が低い場合
値入率が低い場合
メリット
デメリット